野外フェスで水タバコワークショップしたら大繁盛だった
- 2016/05/31
- 00:57

2016年5月21日~22日「Natural High 2016」という野外フェスイベントで、水タバコのワークショップをやりました。
Natural Highプロデューサーの南兵衛さんとご近所の仲で、
『山梨道志村で野外イベントやるから、狩猟の何かワークショップやってみない?』
とお話しをいただいたのが、出店のキッカケ。
ちなみに、南兵衛さんには、近く、当ブログのシリーズもの「西多摩移住者にインタビュー」に登場してもらう予定。
Natural High という野外フェスの走りで、ワークショップをやれば、東京田舎あきる野市のPRと「サラリーマン猟師」というライフスタイルの啓蒙活動ができるよい機会だと思った。
さて、どんなワークショップをやろうか。
ニワトリ解体講座?
闇ジビエでBBQ?
スリングショット的撃ち?
いつものように、TOKYOジビエのイベントを企画してくれる、Life Design Villageに相談して、いくつかの案があがった結果・・・
水タバコ屋をやることになりました。
しかも、do-moというあきる野のアウトドアイベント団体とコラボで、焼きマシュマロも一緒に。
WHY!?JAPANESE PEOPLE!!!!
狩猟と関係ないじゃーん!?!?
いや、関係なくはない。
狩猟というのは、”動物の命を奪う”という、現代人にとってまず体験しない行為を趣味とするだけあって、どうしても特異な趣向に見られてしまう。
しかし、広義に解釈すれば、 アウトドア・アクティビティの一環なのだ。
肉を獲ってきて、調理して食べるという、農耕が始まる遥か以前から、人類最初の生業として、営まれていた行為である。
現代だと、テントを張って、焚き火をおこし、獲ってきた肉を煮るなり焼くなりして食べると、なんともワイルドなサバイバルキャンプに見える。
こう聞くと、狩猟とは、登山やキャンプといった、アウトドア・アクティビティの一分野と思える。
今はまだ、キャンプ用品を扱うショップでは、「狩猟コーナー」が置いてあるところを見たことがないが、今の狩猟ブームが続けば、近いうちに、狩猟コーナーが貴方のお近くのキャンプ用品店にできるかもしれない。
ここまでの話で、アウトドアと狩猟は同じ分野だということがお分かりいただけたはずだ。
そうなると、もう水タバコと狩猟の関連性を理解するのは容易だ。
野外で、焚き火を前にして、水タバコを吸うのは最高なんですよ。
それこそ、数人の仲間で、酒を片手に、水タバコのパイプを回せば、話は大いに盛り上がる。
近くには野生動物が生息している野外なわけだから、狩猟の話なんて場にぴったり。
そう、水タバコがあるとね、キャンプに優雅さとエキゾチックさが加わるのですよ。
以上の理由でNnatural High 2016において、『マシュマロ焼きと水タバコ体験』を出店したのだった。
で、当日出した看板はこちら。

写真提供:幡野広志
水タバコ、焼きマシュマロ、狩猟??
お、おう・・・
一体、何屋なんだと、たじろいでしまう看板ですね。
これを作ってくれたのは、企画者Life Design Village代表河野さんの奥様。
結果的に、通りかかったお客様が看板見てたじろいだ隙にお声がけして、ご利用いただきました。
お店にお客様が入っていると、「なになに、なにをやってるの?」と物珍しさにお立ち寄りになる人が増えて、大盛況となった。
ライブ演奏を聴きながら、お酒をのみつつ、見ず知らずのお客様同士で、水タバコを回しながらお喋りを楽しむ。
ご利用いただいたお客様以上に、運営者側が楽しんでいたかもしれない。
狩猟に興味ある方も多くいらっしゃって、狩猟トークも盛り上がった。



早くも来年も出店しようと意気込んでいいる。
NaturalHigh!2016 での水タバコ&焼きマシュマロ&狩猟トークワークショップ大盛況でした。ありがとうございました!
— サラリーマン猟師 (@TaketoOgawa) 2016年5月22日
改めて、自然の中での水タバコは良いと実感。
この楽しさをもっと広げていきたい。
来年も出展するぞ! pic.twitter.com/ipmn4cNKbY
今年のNatural Highの客層としては、家族連れが半数ぐらいだったそう。
子供が多かったので、マシュマロ焼きも大繁盛。
お父さんお母さんは水タバコ体験、お子さんはマシュマロ焼き体験と、上手い図式になった。
ちなみに、私も家族連れで参加。



車中泊だったけれども、息子と一緒にアウトドア体験できて、家族との想い出としても良いものが残せました。

写真提供:幡野広志
当日の様子は、LifeDesignVillageの方でもまとめられているので、ご一読いいただき、ご覧なられた方と、来年のNatural Highでお会いできることを願っております。
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