
第二回目となる秋川渓谷の川下りイベントは、前回を上回るほどの大盛況で幕を閉じた。
夏の遊びに”焚き火deジビエ”と”秋川下”りを提案したい理由。(大人のヨリミチ提案)僕はカヌーイスト
野田知佑氏の「
のんびり行こうぜ」(小学館:BE-PALで連載)の愛読者で、カヌーで川を下りつつ、魚を獲り、焚き火をして、酒を飲むといった遊び方に憧れた。
しかし、カヌーは十数万円と高価だし、車がないと運搬が難しい。
22~3歳の頃に、
ドッペルギャンガーというゴムボートで、高知の四万十川と、新潟の魚野川を下ったことがあるが、移動時間とお金がかかる点が、楽しさの中、どこか引っかかるものを感じさせた。
もっと負担なく、川下りができる川はないだろうか。奥多摩、飯能、秩父、丹沢。
当時、原付しか持っていなかったので、原付で日帰り川遊びができるところを探して辿り着いたのが、秋川渓谷だった。
「奥多摩よりも近いところに、こんないい川があるなんて!」と、秋川渓谷に初めて来た時の感動は今でも川に入るたびに思い出す。
秋川渓谷と出会ってから2~3年は、冬以外は毎週と言っていいくらい通った。
フットサルの練習を終えて、そのまま電車で
「武蔵五日市」まで向かうこともあったし、金曜日の夜にそのまま行って野宿するなんてこともあった。
毎回川下りをしていたわけではなく、釣り
(※)をして、焚き火で肉やソーセージ焼いたり、本を読むといった、河原でのキャンプが多かった。
※ 釣りをするには遊漁券が必要そんなこんなで、年に何回も通っているうちに、年間の交通費、移動時間すら惜しくなってきて、そのうち引っ越しするかなという考えを持つようになり、3・11東日本大震災を機に引っ越そうと決断したのだった。
あきる野移住者にインタビュー! 第一回 猟師志望の T さんそう、こんなブログやってるからか、狩猟をするためにあきる野市に引っ越したと思われることが多いけど、本当は
川遊びを存分にやるためだったのです。
狩猟は田舎暮らしをより豊かにするための一つに過ぎないのだけれど、その楽しさ、奥深さの虜になり、サラリーマン猟師とか名乗るようになってしまった。
秋川渓谷流域のディープスポットを紹介していくブログとして、当ブログはスタートしたものの、内容としては狩猟に関するものが多くなってしまっている。
狩猟こそ我が人生と言いたいけれど、基本的には冬の遊び。
夏は夏らしい遊びを。
という話を
LIFE DESIGN VILLAGE の河野氏 にしたら、“イベント”として企画してくれ、多くの人とその楽しさを共有することができた。
川をのんびり下って、焚き火して、ジビエ肉焼いて、ビールを飲むといった遊びが、新宿から一時間半の場所でできるといのは、凄いことだと思う。
ちなみに、“のんびり”というのがポイントです。
「川下り」というと、激流下りをイメージされるけど、この遊びについては、川をゆったりと流れるといった表現が近い。
先に挙げた僕の憧れ、野田知佑氏も、「
野田知佑の川遊び学校(2) 川ガキ魚捕り入門 [DVD]」中で言っている。
『釣りをする、焚き火をする、昼寝する、ビールを飲む。 いい川というのは、一日5キロも下れない』つまり、いい川というのは、それだけまったり下らないともったいないということ。
釣りはしなかったけど、川に飛び込んで泳ぐ。

焚き火をする


昼寝をする

ビールを飲む


これに加えて、そこそこ急流ポイントや船を担いで迂回するような場所もあり、スリルも楽しめるこのイベント。

また来年、多くの人に参加いただいて、一緒に楽しみたい。
特に、是非ご家族でと刹那に願う。
今回も親子で参加はありましたが、来年はもっと増えるといいな。



来年の夏には、うちの息子も2歳半になる。
第一回開催では、2歳半の子がお母さんと一緒に川を下った。
よし!来年は妻と子を参加させようと妻に言ったら、
『日焼けするし、疲れそうだからヤダ』とキッパリ断られた。
ぐっ・・・!あきる野に越して三年になるというのに、未だ都会的価値観から何ら変わらない妻。
川下りのイベントは成功したのに、妻の勧誘は失敗して、落胆したのであった。
ご参加いただいた皆様、協力いただいた関係者の皆さま。
また来夏、秋川渓谷で東京最高のアドベンチャーを楽しみましょう!!
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