
東京都八王子市とあきる野市の境に、心霊スポットで知られる「小峰トンネル」というトンネルがある。
正確には、今は廃道となっている、「
旧小峰トンネル」が心霊スポットらしく、夏の時期は肝試しに来たであろう車が数台駐まっているのを見かける。
ただ、“旧”がつかない小峰トンネルでも心霊体験をしたという話を聞いたことがあるし、僕自身が目の当たりにしたことが2回ある。
1度目は現在勤める会社に転職したての頃。
研修終わりに、たまたま現場と僕の自宅が近かったことから、その日OJTを担当してくれた先輩社員が自宅まで送ってくれることとなった。
小峰トンネルに入ったところで、その先輩社員が
『うわぁ・・・ここ、ここヤバイとこですよね!? うわぁ!ヤバイここ!!』と叫ぶように言いだした。
僕は
「? ? ?」となったが、あぁそういえば心霊スポットだったっけということを思い出し、
『そうそう、この辺り心霊スポットらしいんですよー』
と言うと、
『やっぱり!!うわぁ!ちょっとまじヤバイです!!』と先輩社員は言い、片手で顔を覆うような仕草をするので、えっ!?ちょっと事故るとか止めてよ?? と心の中で焦った。
トンネルを抜けると、すぐに停車し、呼吸を整える先輩社員。
“感じる”人を初めて目の当たりにした体験だった。
2度目は、あきる野に引っ越してきて間もない青年にイベントを手伝ってもらった日の帰りでの出来事。
ちょうど深夜2時、
丑三つ時を回った頃に小峰トンネルに入った。
『うわぁ!なんだコレ!?うわぁすごい苦しい・・・気持ち悪い・・・』と助手席の青年が呻きだす。
『うわぁヤバイ!なんか天井が落ちてくる感じで気持ち悪い・・・』と、トンネルの中腹あたりで、以前にヤバイと言いだした先輩社員のような状態になった。
トンネルを抜けたら車を停めて、呼吸を落ち着かせる。
落ち着いたところで、
『この辺り、心霊スポットなんだよ』と教える。
その後も、その青年とは何度か小峰トンネルを通った。
さすがに心霊スポットと分かると無防備ではなくなるようで、初めて通った時ほどに不調になることはなかった。
しかし、やはり嫌な感じがするという。
僕は子供の頃から心霊モノが好きで、小学校の夏休みには
あなたの知らない世界を欠かさず見ていたし、
世にも奇妙な物語も大好きだった。
大人になってからも、2ちぇんねるの
【洒落怖】洒落にならない怖い話まとめにハマって、大体のシリーズは読んだ。
それくらい心霊モノが好きではあるのに、自分自身は霊的な体験をしたことがない。
中学生の頃、今思えばすごく罰当たりだが、友人らと「野宿会」というのをやっていた。
ただ、菓子やジュースを買い込んで、眠くなるまで語り合うといった会で、話の内容は中学生だけにしょうもない下ネタが大半だった気がする。
その野宿をやる場所は、山の上の霊園であることが多かった。
夜景が綺麗だし、適当な屋根付き休憩所があるからだった。
まだ冷える春休みに、寝袋も持たんとやってたから、若いって凄いなあと今になって思う。
霊園という、すごく心霊体験しそうな場所でも、心霊体験をすることはなかった。
八王子市には、心霊スポットとしてしられる「
八王子城址」がある。
一昨年くらいに綺麗なビジターセンターができて、歴史マニア、城マニアが楽しめる施設なので、別の機会に本ブログで紹介するつもりだ。
八王子城跡は、登山で人気、今や
ミシュランにも選ばれた高尾山に続く登山道があり、夜景もなかなかなので、野宿をしたことがある。
戦国時代に落城して城内の人々が自刃した歴史があるほどの場所だが、とても快適な野宿に終わった。
WHO(世界保健機関)が、スピリチュアルを定義に入れようとする動きがあるらしい。
外部リンク : 新しい健康定義になるのか? スピリチュアルヘルスとは?スピリチュアルには
「霊的」という意味があるそうだ。
パワースポットとかそういうのが、健康に影響を与えるとWHOが認めようとする動きがあるほど、霊的というのは怪しいものではなく、真っ当な感覚ということなのだろう。
スピリチュアルの世界では、霊感含む第6感を鍛える方法があるという。
外部リンク : 霊感の強い人に見られる特徴と第六感の鍛え方ということは、
第6感を磨けば、同じく第6感が発達しているという野生動物と出会う回数が増えるのではないか?霊感の強い人は狩猟のセンスがあるのではないか?
こう考えるようになった。
悲しいことに、僕自身は第6感が全く備わっていないからか、登山やキャンプを相当やってきているのに、イノシシやクマと遭遇したことがないし、シカに出会ったのも数える程度。
一昨年から単独忍び猟も挑戦しているが、全然獲物に出会えない。
獲物が獲れないにしても、山に入ったら高確率で獲物に遭遇したい。
そう思って、セミナーに通うようなことは金も時間もないのでやらないが、日常において「霊的」を意識するようにして、鍛えていくつもりでいる。
考え方の一つに過ぎないが、WHOですら霊的を定義しようとしている(た)くらいなので、霊的なことを鍛えるのは、健康上も良い効果があるはずだ。
見事霊的力を鍛え上げることができ、心霊体験もできて、山で獲物とバンバン遭遇できるようになれば最高だ。
また、今期の罠シェアリング参加メンバーに霊感強い人いるかもしれないので、今期は霊的な視点での罠の設置も考仲。
「霊感の強い人は狩猟のセンスがあるのでは?」という仮説について、今シーズン終了後にまた書きたいと思う。
◆追記 2018/10/4◆
WHOのスピリチュアルの定義についてご指摘をいただいました。日本人が考える「霊的」とは異なるようですが、この辺りとらえ方は人それぞれな感じもします。
にほんブログ村
- 関連記事
-