今は時代の転換期? 今期は猟場のゴミ拾いウォーキングをやるぞ
- 2021/08/31
- 23:45

くくり罠を設置しようと思ったあたりで、ゴミの不法投棄がありました。
山にゴミを捨てるな!
— OGAWA@狩猟&養蜂シェアリング (@TaketoOgawa) February 5, 2021
喫煙所でウンコするぞ! pic.twitter.com/Wt9bagXyMr
ひどい。。。
以前から不法投棄が多い場所なのか、不法投棄は犯罪といった看板が目立ちました。
罠シェアリングで銃猟をしに行く、山梨県甲州市の山にもゴミはあちこちに落ちています。
本記事トップの画像である空き缶は、甲州市の倉掛山から柳沢峠へ下る登山道で見つけたものです。
空き缶のデザイン的には30年以上前のものでしょう。
30年以上経過すると、なんとなくな雰囲気がでるのか、若干遺跡っぽく感じなくもないです。
が、やっぱりゴミがあると不愉快ですね。
白沢峠というところにある廃トラックはグーグルマップに載るほど、廃墟マニアみたいな方には人気なのか、遠方から来られる方もいます。



昨シーズン、
『廃トラックはこちらに進めばよいのですか?』
と道を尋ねてこられた方は、名古屋から来たと言っていました。
いえいえ、まったく正反対ですよ。 地図はお持ちですか?
と聞くと、地図もスマフォのアプリもないという。
こういうことがあるので、紙の地図を狩猟登録証を入れるケースに数枚ストックしており、
差し上げて説明するようにしています。
後日遭難のニュースとか見たくないからね。
この廃トラックは結構人気スポットっぽく、12~3月の雪が積もる時期にも目指して来られる方がいますが、
スニーカーという軽装だわ、地図すら持ってなくて道聞いてくる(しかも正反対の場所で)わで危ないので、
別記事で注意喚起を呼びかけたいと思っています。
ココを猟場にする銃猟チームは多く、いわば激戦区であり誤射の危険もあるので、廃トラックを見たい方は積雪もない狩猟シーズン以外にした方がいい。
奥多摩では、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の主人公の家が奥多摩の雲取山という設定だそうで、
軽装で雲取山山頂を目指す聖地巡礼者も多かったとか。
事故のないよう、下調べは十分にすることと、一番はガイドできるような人と一緒に行くべき。
話がそれましたが・・・
廃墟というとノスタルジックというか聞こえのいい感じになりますが、言ってしまえば不法投棄、ゴミです。
まぁ僕も記念撮影とかしちゃってるけども・・・
山にゴミを捨てるなんて、一体どういう神経しているのか! と“普通”ならば思いますよね。
もちろん山じゃなくてもゴミを捨ててはいけません。
しかし、この感覚は現代人のものであるということを最近、中田敦彦さんのYoutube大学を視聴して知りました。
文学コーナーで夏目漱石の代表作「三四郎」の要約だったのですが、冒頭のシーンが衝撃的でした。
九州から東大へ進学するため、汽車で上京する主人公の三四郎。
対面の席で会話する人妻と老人の話に聞き耳を立てながら弁当を食べています。
弁当を食べ終わった三四郎は、汽車の窓から弁当ガラをポイッと外に捨てるのです。
しかし、風圧で押し戻され弁当ガラは車内に入ってきてしまって、目の前の人妻にヒットしてしまうというシーンです。
えぇ!? 東大に進学するような秀才が、汽車の窓から弁当ガラを捨てるのか??
なんというモラルのなさだ!!
そんなことを普通に描写する明治の文豪、いやお札の人ってどうなんだよ!?
と、思いました。
お札にまでなる人でさえ、電車からゴミを捨てる。
当時はそれが普通だったのかもしれません。
猟友会グループはご高齢の方が多わけですが、ご高齢の方が山でゴミのポイ捨てをする話もよく聞きます。
30年以上前は男性の8割ほどが喫煙者だったそうです。
今思い出しましたが、小学校の家庭訪問で先生がタバコを吸いながら面談していました。
客間のテーブルには当たり前にガラスの灰皿がありましたし、それが当たり前だったんですね。
日本人はマナーがいい的なことをネットニュースなんかで見かけますが、
僕はそんなことはないと思っています。
小学生の時にそう思いました。
僕が小学校2年か3年の夏休みの時に、始めて名古屋に行ったのですが、空港から叔父家族が住む市街地へ行くのにバスに乗りました。
どこの道路かわかりませんが、バスが中央分離帯のある大きな道路を走った時に、中央分離帯の芝生にそれはもう延々累々と空き缶などのゴミが捨てられていました。
走行する車からポイ捨てされたものです。
幼心に名古屋の印象は最悪になりました。
社会人になって、仕事で名古屋に行くようになり好きになりましたが。
つまりは、今から30年くらい前まではポイ捨てが割と当たり前な行為だったということでしょう。
人間の価値観は30年くらいの単位で変わっていくそうです。
そうなのであれば、今はポイ捨てOKだった価値観から、ポイ捨ては悪という価値観に時代が変わっている転換期なのかもしれません。
今シーズンは罠シェアリングのイベントで、子供も一緒にゴミ拾いウォーキングをやるつもりです。
密かに息子をゴミ拾いYoutuberとしてデビューさせようとも考え始めています。
まだそんなジャンルないですよね。いや、あるのかな?
山の知識を教えながら、来シーズンへの下見にもなり、山がきれいになる。子供との思いでにもなる。
エレガントなゴミ拾いを確立して、競技化しても絶対面白い。
世界大会とか開いて世界的な運動になってほしい。
ゴミ拾いの練度が上がってきたら、僕のSNSハンドルネームも
Dust pickuper OGAWA
辺りに改名しようと思っています。
ゴミ拾いのイベントをやったらまた記事にします。
※三四郎が食べたお弁当が浜松駅で販売されているそうですよ



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